日経平均を支える注目株ナンバーワンまで到達した、半導体の王者、
東京エレクトロン。1月4日の大発会では、69,170円の高値をつけた。
好調をキープするだろうと誰もが思う中で、突如、異変は起きた。
1月19日の水曜日、暴落。続いて、1月21日の金曜日、暴落。
SOX指数が急落し、追い打ちをかけるように、さらに急落した。
「SOX指数は週間で20年3月以来の下げペース」との見出しで
半導体株が再び急落したというニュースが駆け巡った。
金曜日のNY市場のダウも途中までは上がっていたものの、明け方に
かけて急落し、SOX指数も、今週に入って、3回目の急落が発生。
ダウは、-450ドル。SOX指数は、今週の5日間で、-9.21%の急落。
1月24日の月曜日は、追証発生も推測され、さらなる急落が予想される。
年初の高値から、100万以上の暴落である。水曜日以降、出来高が
急増し、100万株以上の取引が週末の金曜日まで続いた。半導体から
資金が抜け出しているとの観測もあり、仮想通貨も暴落していること
から、リスクオフの様相である。今週の5日間で、80万の急落である。
来週以降も売り圧力の強さが続くと考えると、5万円を割る可能性が
非常に高い。昨年末から、空売りを100株だけ持ったまま放置して
いるが、引き続き、注視していきたい。