5020 – ENEOSホールディングス(株) 値動きに変化

昨年、回転銘柄、いわゆるデイトレ銘柄として推奨してきたが

今年に入って、値動きが変わってきた。朝一の高値維持から

後場で垂れるのだが、朝一の高値から垂れて戻り、そのまま

高値維持で、後場は垂れないというパターンだ。昨年と同じ

取引パターンが失敗したので、リカバリー後、監視銘柄にして

値動きを見ていたが、大口のショートカバーが少しずつ入ってる

と感じる。機関投資家の空売り情報として有効活用してきた

サイトが閉鎖になったようで、エビデンスは無いため、板や

約定の状態、価格の推移を見た感じでは、今年のエネオスは

強い。かなり強いとは言い難いが、高値維持の石油価格を

意識しているのか、ショートポジションを持っている投資家が

少しずつ買戻しを始めているように思える。残念だが、こういう

相場の場合、参加者の意識が交錯しているため、どっちに進むかは

大口次第となる。この銘柄は、個人の殴り合いだけで、価格は

動かないため、大口次第なのだが、ポジションを大きく変化させて

いるのは、ほぼ間違いないと睨んでいる。しばらくは、このパターン

が続くだろうと推測するが、450円を超えてくると、上値を超える

価格変動が起きるかもしれない。エネオス自体には、大きなIRが

控えているとは思えない。地味と言うと失礼な話ではあるが、

IR発表で株価が変動するようなネタは特にないと予測する。

今は、大きく下がったところで、買いを入れる方が良いだろう。

株価が元に戻り、若干の上げで引ける。そのようなパターンが

続いている。今年は、大発会以降、株価の下落が目立つ。

アメリカの利上げ発表が影響していると思われるが、ドルも

大きく買われたものの、売りに押される展開となっている。

為替が大きく変動する中でも、エネオスは強い。水面下で

ポジションチェンジが起きているのは、ほぼ間違いないと思う。

今月は、下がったら買いの押し目を推奨したいが、今までの

1万株の1発オーダーは止めて、ロットを落として様子見しながら

小ロットのトレードをしていきたいと考える。恐らく、材料無しの

高騰が1回は見れそうな気がする。ショートは要注意であると

考えている。